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サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年10月18日

    
サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年10月18日

ポイント #1: データ侵害のコストは上昇し続けている

IBMの最新のデータ侵害コストに関するレポートによると、データ侵害のコストは過去10年間で39.4%上昇し、現在では1件あたり約500万ドルに達している。サイバーセキュリティ保険がこの金額に見合っているか確認する必要がある。

 

ポイント #2: オープンソースのリポジトリにおける悪意のあるパッケージも増加

新たなレポートによると、オープンソースのリポジトリにアップロードされる悪意のあるパッケージの数は、昨年150%増加した。サプライチェーンのセキュリティは依然として大きな問題であり、悪意のある攻撃者はこれをさらに悪用しようとしている。サプライチェーンを保護するために、どのような対策を講じているだろうか?

 

ポイント #3: ストレスを抱えたセキュリティリーダーは薬物やアルコールに頼る

現代の職場環境におけるプレッシャーは、驚くべき数のセキュリティリーダーを、対処法として薬物乱用に走らせている。長時間労働、絶え間ない要求、ワークライフバランスの維持に苦労するなど、大きな負担がかかっているのだ。健康を優先することが重要だ。運動やマインドフルネスの実践など、ストレスを軽減する活動を日々の生活に取り入れ、燃え尽き症候群を防ぐために十分な休暇を取るようにしよう。

David Lindner、最高情報セキュリティ責任者

Davidは、サイバーセキュリティの分野で20年以上の経験を持つアプリケーションセキュリティの専門家です。最高情報セキュリティ責任者としての役割に加えて、Contrast研究所を率いています。Contrast研究所では、脅威インテリジェンスを分析し、企業がより予防的なアプリケーションセキュリティプログラムを開発できるように支援することに取り組んでいます。Davidは、セキュリティ分野のさまざまな領域で活躍してきました。アプリケーション開発からネットワークアーキテクチャの設計・サポート、ITセキュリティとコンサルティング、セキュリティトレーニング、アプリケーションセキュリティに至るまで、幅広いキャリアがあります。過去10年以上にわたり、モバイルアプリケーションとそのセキュリティに関するあらゆる分野を専門としてきました。金融、政府、自動車、医療、小売など、業種を問わず多くの顧客と仕事をしています。また、Davidは多くのバグ報奨金プログラムに積極的に参加しています。