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サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年11月1日

    
サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年11月1日

ポイント #1: EUでは、欠陥ソフトウェアで訴訟も?

EUは最近、Product Liability Directive(PDF)を改訂し、現代社会におけるソフトウェアの重要な役割を反映した。これは、ソフトウェアベンダーが、人身傷害、物的損害、データ損失を含む、危害を引き起こす欠陥に対して責任を負うことを意味する。この変更は、ソフトウェア開発において安全性とセキュリティを優先することの重要性が高まっていることを強調している。企業は、プロセスを積極的に見直し、セキュリティ対策を強化し、ソフトウェアに対する説明責任の新たな時代を受け入れる必要がある。

 

ポイント #2: CISOの多くはデータ漏洩で解雇されることを恐れている

最近の調査によると、CISOの77%がデータ漏洩を防ぐために大きなプレッシャーを感じており、多くの場合、職を失うことを恐れている。これは、組織の考え方を変革し、責任を共有する必要性を浮き彫りにしているのだ。CISOだけをスケープゴートにするのではなく、セキュリティが全員の最優先事項であり、CISOが成功するために必要なサポートとリソースを持つことができるような協力の文化を育む必要があるのだ。

 

ポイント #3: 時代遅れのソフトウェアはセキュリティの悪夢における死神のようなもの!

時代遅れのソフトウェアをセキュリティの悪夢にしてはいけない。時代遅れのソフトウェアは、攻撃者の格好の標的となる。定期的に更新を確認し、寿命に達したソフトウェアを交換することを優先しよう。この簡単なステップにより、セキュリティ侵害のリスクを大幅に削減できるはずだ。

David Lindner, Chief Information Security Officer

David is an experienced application security professional with over 20 years in cybersecurity. In addition to serving as the chief information security officer, David leads the Contrast Labs team that is focused on analyzing threat intelligence to help enterprise clients develop more proactive approaches to their application security programs. Throughout his career, David has worked within multiple disciplines in the security field—from application development, to network architecture design and support, to IT security and consulting, to security training, to application security. Over the past decade, David has specialized in all things related to mobile applications and securing them. He has worked with many clients across industry sectors, including financial, government, automobile, healthcare, and retail. David is an active participant in numerous bug bounty programs.