Skip to content

サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年12月13日

    
サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年12月13日

ポイント1: VulnrichmentでCVEの危機を乗り越える

今こそ、CISAのVulnrichmentプログラムから得られる重要なデータ、すなわちCVSSスコアやそのほかの重要な情報をNVDに直接統合する時だ。一元化、合理化を行い、本当に重要なこと、つまりアプリケーションのランタイムセキュリティに集中しよう。


ポイント2: ゼロデイはCVEバックログなど気にしない

侵害が発生したと想定し、従来の古いツールを捨てて、詳細な可視性とコンテキストに応じた検知によって対策を事前に取ろう。相手の攻撃を事前に検知してブロックしよう。

ポイント. 3: ボランティアは立派だがサイバー黙示録の救世主ではない

サイバーセキュリティには、余暇や善意だけでなく、深刻な投資が必要だ。政府の資金調達、民間部門の力、そして世界的な協力を強化する時が来ている。
 

David Lindner、最高情報セキュリティ責任者

Davidは、サイバーセキュリティの分野で20年以上の経験を持つアプリケーションセキュリティの専門家です。最高情報セキュリティ責任者としての役割に加えて、Contrast研究所を率いています。Contrast研究所では、脅威インテリジェンスを分析し、企業がより予防的なアプリケーションセキュリティプログラムを開発できるように支援することに取り組んでいます。Davidは、セキュリティ分野のさまざまな領域で活躍してきました。アプリケーション開発からネットワークアーキテクチャの設計・サポート、ITセキュリティとコンサルティング、セキュリティトレーニング、アプリケーションセキュリティに至るまで、幅広いキャリアがあります。過去10年以上にわたり、モバイルアプリケーションとそのセキュリティに関するあらゆる分野を専門としてきました。金融、政府、自動車、医療、小売など、業種を問わず多くの顧客と仕事をしています。また、Davidは多くのバグ報奨金プログラムに積極的に参加しています。