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サイバーセキュリテイに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年5月31日

    
サイバーセキュリテイに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年5月31日

ポイント#1

透明性とは、取り組みについて公約するだけではなく、行動で示すことだ。つまり、責任を果たしていることを示すデータや結果を共有するということだ。

ポイント#2

人工知能(AI)の時代において、 最高情報セキュリティ責任者(CISO)やセキュリティ部門のリーダー達は、迅速に新しいテクノロジを導入しなければいけないというプレッシャーに直面している。ただし、不要なリスクから組織を守り、事業全体の目標との整合性を合わせるために、「ノー」と言う力と意思を持つことが重要だ。「ノーばかり言う部門」と見られずに「ノー」と言うことはできる。そうするには会話を続けて、「ノー」が「はい、そして…」に変わるようにすることだ。CISOは、戦略的な意思決定に焦点を当て、セキュリティへの影響と組織全体の目標への貢献度に基づいて、取り組みに優先順位を付ける必要がある。そうすることで、AIによってもたらされる課題を効果的に管理し、成果を上げることができる。

ポイント#3

Krollのレポートによると、ハッカーなどの攻撃者はAIの恩恵を受けている。攻撃者は、ITを利用してタスクを自動化し、ソーシャルエンジニアリング攻撃を改良し、より巧妙なマルウェアを開発している。この進化する脅威に対抗するために、企業はサイバー セキュリティに積極的な対策を採用し、新たな脅威について常に情報を把握し、堅牢なセキュリティ対策に投資し、防御戦略を継続的に実施する必要がある。

David Lindner, Chief Information Security Officer

David is an experienced application security professional with over 20 years in cybersecurity. In addition to serving as the chief information security officer, David leads the Contrast Labs team that is focused on analyzing threat intelligence to help enterprise clients develop more proactive approaches to their application security programs. Throughout his career, David has worked within multiple disciplines in the security field—from application development, to network architecture design and support, to IT security and consulting, to security training, to application security. Over the past decade, David has specialized in all things related to mobile applications and securing them. He has worked with many clients across industry sectors, including financial, government, automobile, healthcare, and retail. David is an active participant in numerous bug bounty programs.