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サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年10月11日

    
サイバーセキュリティに関するDavid Lindner(Contrast CISO)の視点 | 2024年10月11日

ポイント #1 CISOよ、サイバー保険に入ろう

ドイツの多国籍保険会社ミュンヘン再保険によると、世界のサイバー保険市場は2027年までに140億ドルから290億ドルに成長する見込みだ。ほとんどの保険契約は単体で、包括的なものではないため、CISOは適切に保険に加入するために、ますます「自社の状況を説明する」必要が出てくるだろう。

 

ポイント #2 一般人はサイバー脅威から身を守ることはできない

コンシューマーレポートの最新の「消費者サイバー準備状況レポート」(PDF)によると、一般の人々はオンラインの脅威があることを認識しているものの、行動は変化していない。結局のところ、私はこれからもずっと消費者がオンラインの脅威から身を守るべきではないと信じている。そうではなく、プロバイダー側にその責任がある。例えば、すべてのアカウントで多要素認証(MFA)を必須にすることから始めるべきだ。

 

ポイント #3 セキュリティポリシーはもっと頻繁に見直すべき

あなたはどのくらいの頻度でセキュリティポリシーを見直しているだろうか?一般的なのは年1回だろう。しかし、攻撃を受けた企業に対する法的な世界の動向や、常に変化する脅威の状況を考えると、もっと頻繁に見直すべきではないだろうか?

David Lindner、最高情報セキュリティ責任者

Davidは、サイバーセキュリティの分野で20年以上の経験を持つアプリケーションセキュリティの専門家です。最高情報セキュリティ責任者としての役割に加えて、Contrast研究所を率いています。Contrast研究所では、脅威インテリジェンスを分析し、企業がより予防的なアプリケーションセキュリティプログラムを開発できるように支援することに取り組んでいます。Davidは、セキュリティ分野のさまざまな領域で活躍してきました。アプリケーション開発からネットワークアーキテクチャの設計・サポート、ITセキュリティとコンサルティング、セキュリティトレーニング、アプリケーションセキュリティに至るまで、幅広いキャリアがあります。過去10年以上にわたり、モバイルアプリケーションとそのセキュリティに関するあらゆる分野を専門としてきました。金融、政府、自動車、医療、小売など、業種を問わず多くの顧客と仕事をしています。また、Davidは多くのバグ報奨金プログラムに積極的に参加しています。